2006年12月14日

小太刀二刀流

しばらくぶりですが、相変わらず『るろうに剣心 − 明治剣客浪漫譚』に関する検索フレーズはよく見かけます。小太刀二刀流とか四乃森蒼紫も人気のフレーズのようです。原作やアニメが終了してから10年ほど経つというのに、人気はまったく衰えていないようです。

残念ながら、私の姉妹サイトのどこに来ていただいても、コミックまたはアニメファンの心をくすぐるような気の利いたコンテンツはありません。そんなことをいいながら、また今回のような記事を書いてしまうことで、ファンをミスリードしてしまうのですが...

いっそのこと、そんなに四乃森蒼紫のファンが多いのであれば、隠密御庭番衆のメンバーである、式尉(しきじょう)、般若(はんにゃ)、火男(ひょっとこ)、癋見(べしみ)といった名前を挙げておけば、さらに釣られてくるのでしょうか。あるいは、更にマニアックな、新津覚乃進(にいつかくのしん)というのもいいかもしれませんね。

ちょっと悪乗りが過ぎるようなので、このネタは当面封印したいと思います。
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posted by 高木信尚 at 23:05| Comment(7) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

新井赤空

この一ヶ月間での私のサイト群への訪問者のうち、どういうわけかこの「新井赤空」という検索フレーズが6位になっています。新井赤空(あらいしゃっくう)といわれても知らない人にはまったく分からないわけですが、これはマンガ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する刀匠の名前です。

劇中での赤空は、斬れる刀ではなく殺せる刀を追求していったとされていますが、反面、晩年には主人公の緋村剣心が振るう逆刃刀(刃と峰が逆になっている刀)を打つなどの側面も持っています。詳しい内容に興味のある方は原作かDVDでもご覧いただくとして、ここでの解説はこれぐらいにしておきます。

ところで、るろうに剣心に関する検索フレーズとしては、他にもいろいろあり、小太刀二刀流(こだちにとうりゅう)とか、四乃森青紫(しのもりあおし)とか、志々雄真実(ししおまこと)などがあります。

そんなわけで、最近、これを機会に原作コミック全28巻を近所の書店でかき集め、一気読みしました。アニメでしか観たことがないという方も、京都編(志々雄一派との死闘)の後の展開が原作は全く異なりますし、打ち切り同然で終わったアニメとは違って、すっきりした最終回を味わうことができますので、是非一度お読みになってみてください。
posted by 高木信尚 at 14:35| Comment(11) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月31日

怨みを晴らしたい

どんなつもりでこのような検索を行ったのかはわかりません。単なる興味本位なのか、何かの研究や調査なのか、あるいは本気でそのように思っているのか。もし本気で「怨みを晴らしたい」などと思っているといけないので、急遽記事を書くことにしました。

人生にはいろんなことがあると思いますが、復讐をしても怨みは決して晴れません。怨みが晴れるとすれば、人間として、日々の生活を喜んで送れるようになったときだけです。

残念ながら、Seesaaでは政治的・宗教的な勧誘行為は禁止されているので、あまり具体的なことを書くと削除されかねないので、このぐらいにしておきますが、復讐は苦悩を深めるだけです。これだけは強く主張しておきます。

ちなみに、午前零時になれば http://jigokutsushin.net/ にアクセスすることができますが、ここに入力しても、閻魔あいも出てこなければ、黒いわら人形も出てきません。こうした方法で怨みを晴らすのが間違っている証拠です。
posted by 高木信尚 at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

doxygen

ここ1ヶ月の検索フレーズの統計を取ってみたところ、(わざわざ統計を取らなくても一目瞭然だったのですが)最も多かった検索フレーズは「doxygen」でした。他に、「Doxygen」とか「doxygen」とかもありますし、他の検索ワードとの組み合わせもありますから、それらを合計するとかなりの数になります。

このブログだけを見られた方の中には、「doxygenって何?」という方も少なくないと思います。そこで、(プログラミングに関わっていない方にも分かるぐらい)簡単に説明すると、プログラムを解析して自動的にそれを解説するドキュメントを作ってくれるフリーウェアのことです。また、プログラムに興味がない場合でも、Doxygenを使えばウェブページが簡単に作れるという利点があります。

例えば、ブログやウィキなどはウェブページを簡単に作れる代表的なものですが、それらはインターネットエクスプローラのようなブラウザ上でページを編集することになります。しかし、Doxygenの場合はインターネットにつながっていなくても、自分のPC上で編集作業を行うことができます(アップロードはFTPなどで行う必要があります)。

また、ブログやウィキの場合は、PHPやCGIでできていることもあって、ウェブページを誰かが閲覧しようとした際に、その都度ページが合成されますが、Doxygenの場合はアップロードする前に合成作業は終えているため、ごく単純なHTMLになります。それの何がうれしいかというと、やはり表示速度が速いということと、検索エンジンにかかりやすくなるといった点が挙げられます。

もちろん、いいところばかりではありません。あらかじめHTMLを作ってしまうので、ブログのようにコメントやトラックバックといった機能は使えません。そういった気の利いたことは、自分でコードを書けばある程度できると思いますが、面倒なので少なくとも私はやりません。

こんなDoxygenですが、なぜ検索フレーズの筆頭になるかというと、知っている人は知っているわけですが、姉妹サイトの中にDoxygen翻訳サイトがあるからです。実はそのサイトもDoxygenで自動生成しています。翻訳自体は、まだ未訳部分も多く、完成度が高いとは言いにくいのですが、少なくとも国内で入手できる情報としては最も翻訳量が多く、かつ最新バージョンに対応しているというのがセールス・ポイントです。

8月からはDoxygenのメーリングリストを開始する予定です。参加登録は既に受け付けていますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
posted by 高木信尚 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

boost 組み込み

組み込みでC++を使い始めると、特にジェネリック・プログラミングを始めると、やはりBoost C++ Librariesを使いたくなるのも無理はありませんね。ところが、Boost C++ Librariesは組み込みのことはほとんど考慮していないようなので、使い勝手はよくないはずです。少なくとも、無修正で使えるライブラリはごく限られています。

Boost C++ Librariesもそうなのですが、標準C++ライブラリ自体が組み込み、というかフリースタンディング環境のことを考慮したものにはなっていないので、本格的に使うには、その辺りから見直す必要がありそうです。

組み込みといっても、最近ではLinuxなどが使われることも多いので、それであればBoost C++ Librariesもある程度対応できるはずです。もっとも、Boost C++ Librariesを使いたいためだけにLinux導入というのはありえない話だとは思いますが...

標準C++ライブラリ、TR1、そしてBoost C++ Libraries等を、組み込みをターゲットとして再設計・実装する試みも面白そうですが、私一人でやるには大変なので、誰か協力者がいるなら始めてみてもいいと思います。実用になるかどうかは分かりませんが、アクションを起こせば得るものはあるはずですから。
posted by 高木信尚 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

atoi 文字列をint64_tに変換する

今回の検索フレーズは、おそらくatoi64のような関数を調べたかったのでしょうか?マイクロソフトの独自拡張としては、__int64型を返す_atoi64関数というのが存在しますが、もちろん標準関数ではありません。

そもそも、int64_t型というのが<stdint.h>ヘッダで定義されるかどうか自体が処理系定義ですので、それを前提としたatoi64関数やstrtoi64関数の類が標準Cでサポートされないのも無理はありません。代わりに、strtoimax関数であればC99でサポートされます。しかし、atoimax関数というのはやはりありません。

ato〜系の関数というのは、エラー判定ができないので、strto〜系の関数を使う方が望ましいとされています。結果として、どうしてもato〜系の関数は軽視され、atoimax関数がないのも相した理由からではないでしょうか?

ちなみに、strtoimax関数は<inttypes.h>ヘッダで宣言されます。<stdlib.h>ヘッダではないのでご注意ください。
posted by 高木信尚 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

コンフィギュレータ 静的API

私がこの検索フレーズから連想できるのは、μITRON 4.0仕様の静的APIと、それを解析してC言語のソースを生成するコンフィギュレータだけです。以下もそのつもりで書くことにします。一応、仕事でコンフィギュレータに関わっているだけに、μITRONの単なるユーザーよりは詳しいつもりです。

まずはμITRONの静的APIがどんなものかを簡単にご紹介します。

よくあるOSでは、タスクやセマフォといったオブジェクトを生成するには、実行時に生成のための関数を呼び出します。しかし、μITRON 4.0仕様では、コンフィギュレーション・ファイルというC言語とは別の記法で書かれたソースファイルに、静的APIと呼ばれる命令を列記することで、静的に(コンパイル時に)各オブジェクトを生成することができます。

「静的に」といっても、実際には起動時にある程度処理しないといけない部分もあるのですが、少なくとも生成すべきオブジェクトの種類と数量と属性は静的に決定されるわけです。

そして静的APIを列記したコンフィギュレーション・ファイルを入力として受け取り、C言語のソースファイル(kernel_id.hとkernel_cfg.c)を出力するのがコンフィギュレータです。

実際には、現存するμITRON 4.0仕様の製品の多くはコンフィギュレータを持たないか、静的APIとは別の仕様(例えばGUIによる設定など)を採用していることも多いようですが、μITRON 4.0仕様の標準的な方法は静的APIということになります。具体的な静的APIの仕様については、トロン協会から公開されている仕様書に詳しく書かれていますので、そちらを参照してください。

ところで、コンフィギュレータを実装してみると、静的APIの仕様にもいろいろよく分からない点があります。

例えば、自動割付け対応整数値パラメータは、「整数値(負の数を含む)」を指定できなければならないのですが、これはいわゆる整数リテラルの意味なのか汎整数定数式の意味なのかよくわかりません。

整数リテラルだとすると(-は演算子なので)負の数を表現できませんし、汎整数定数式だとすると相当複雑な式も書けてしまい、しかも値を特定することができなくなります。しかし、コンフィギュレータはパラメータの値を知る必要があるのです。

数ヶ月前、この件について高田先生ともいろいろ議論したのですが、μITRONはバージョン4.0になってカーネルの完成度はかなり高くなったが、静的APIは4.0から登場したのでまだまだ完成度が低いとのことでした(飲みながらだったので、記憶は曖昧ですが...)。確かに静的APIに関しては、いかようにも解釈できるあそび がかなり残っているようです。
posted by 高木信尚 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

フリーエンジニア

「フリーエンジニア」という検索フレーズで何を調べようとしたのかは分かりませんが、私も法人化したとはいえ、実質的なフリーエンジニアですので、少しは思うところを書いてみたいと思います。

一口にフリーエンジニアといってもいろいろな形態がありますが、ほとんどのフリーエンジニアは客先に常駐して仕事をしています。「いろいろ情報館」でも触れましたが、私が代表をやっている会社でも、そういったフリーエンジニアとの取引がかなりの部分を占めています。そんな中でいつも感じるのは、フリーランス(=事業者)としての意識を持ってやっている人はよいのですが、残念ながら目先の報酬額に惹かれて派遣社員と同じようなつもりでやっている実質的なフリーターが非常に多いということです。

独立した以上は、漫然と目先の仕事をこなしているだけでは将来はありません。30歳前後ぐらいまでは、それでも何となくやっていけるのでしょうが、自分が40代、50代になったときのことまで視野に入れてある程度の計画を持たないと、実際にその年代になってから慌てることになります。

現実問題として、40歳を過ぎると常駐の案件といえどもかなり少なくなります。結果として、どうしても契約期間が満了すると、次の仕事まで期間が空いてしまいます。それでも汎用機とかをやられている方は、10年規模の長期案件が結構あるので、一度どこかに入り込めてしまえばしばらくは安泰なのですが、その仕事が終わった10年後どうなるのかは全く分かりません。

サラリーマンを辞めてフリーになって来てくださる方は立場上は歓迎なので「止めておけ」とも言いませんが、十分熟考した上で行動されることを強くお勧めします。同時に、フリーエンジニアには決断力や行動力も大切です。常日頃からアンテナを張り、チャンスを見つければ即行動する活力も必要なのです。

これらはある意味矛盾していますが、その人その人によって状況が異なりますので、自己分析を正確に行った上で最善の方法を見つけることが必要です。自分の人生なので悔いの残らないようにするとともに、私のような妻子持ちの場合は、命懸けで家族を守る決意を持って行動していただきたいと思います。

私としては、この件に関してはもっと突っ込んだ話もしたいのですが、公の場で発言できる内容は知れています。体験談など、いろいろ興味のある方はご連絡ください。ホームページに連絡先は書いてあります。実際にお会いしてお話しましょう。
posted by 高木信尚 at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

CからC++関数の呼び出し

C++からCの関数を呼び出す方法については「C++と組み込み環境」で書きましたので、こちらではその逆、すなわちCからC++の関数を呼び出す方法について書くことにします。

まず、Cから呼び出せる関数は、C++でいうところの「C結合」でなければなりません。具体的には、C++側で関数を宣言・定義する際に、extern "C" を付ける必要があるわけです。extern "C" を付けてC結合にするだけで、とりあえずC++側で定義した関数を呼び出すための最低限の条件を整えることができます。

ここで注意しなければならないのは、C結合にしたとしてもC++特有の型が駆り引数並びまたは返却値型に使われていてはならないということです。ただし、wchar_t型はC++にあってCにはない型ですが、Cでも<stddef.h>ヘッダ等でtypedef名として定義されていますので、それを使えばまず問題はないと思われます。

bool型は微妙で、C99では_Bool型がサポートされ、<stdbool.h>ヘッダではboolという名前が定義されますが、できれば使用は避けた方が無難です。また、列挙型もCとC++ではサイズが異なる可能性があるので、できれば避けた方が無難です。

もう一つ注意すべき点としては、C++の関数は例外を送出する可能性がありますが、Cから呼び出した際に例外が送出されてもどうすることもできませんので、C++側で関数を定義する際に、内部で全ての例外を捕捉して、エラーコードを返すなどの方法に置き換えてやる必要があります。

最後に、クラス型へのポインタを引数または返却値に使いたい場合、C側では何か別のポインタに置き換える必要があります。C++側でクラスを定義する際、クラスキーにclassではなくstructを使っていれば、そのままC側でも同じ型名で扱うことができます。具体的には次のようになります。
// C++側
struct A
{
  ...
};

extern "C"
int func(A* p)
{
  ...
}

/* C側 */
struct A; /* 不完全型の宣言 */
int func(struct A* p);

いずれにしても、C++からCの関数を呼び出す場合に比べて、CからC++の関数を呼び出すのは何かと面倒です。特に、メンバ関数を直接呼び出すことができないので、いったん非メンバ関数でラッピングする必要があるなど、いろいろと手間がかかります。
posted by 高木信尚 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

愛 五段活用

おそらく検索者の意図は全く別のところにあったのではないかと思いますが、今回は大真面目に取り上げてみたいと思います。

まず、「愛」という字を用いる動詞にはどんなものがあるかですが、基本的には次の2種類になります。
  • 愛する(あいする)
  • 愛でる(めでる)
また、これらに相当する文語体ないしは古語は、
  • 愛す(あいす)
  • 愛づ(めづ)
となります。

ここで、それぞれの活用を見ていくと、「愛する」はサ行変格活用、愛でるは下一段活用であり、文語体(または古語)については、「愛す」はサ行変格活用、「愛づ」は下二段活用であり、いずれも五段活用ではありません。

では、「愛」の字を書く五段活用の動詞はないのかというと、そうでもないのですね。実は、サ行変格活用の動詞の五段化という現象があり、「愛する」もやはり五段化が起こります。結果として、「愛す」という五段活用の動詞が存在するわけです。確かに、「愛し・ない」というより「愛さ・ない」という表現の方が多い気がしますね。
posted by 高木信尚 at 11:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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